代表者挨拶

中学校の修学旅行での京都・奈良。
この時、生まれて始めて目の当たりにした国宝建築の数々。
私が大工になる決意をした建物は、10円玉にある平等院鳳凰堂。
当時の私には意味も分からず、バランスの良さ、正直それぐらいしか分かりませんでした。

私の経歴は、15歳の鼻垂れ小僧が大工の道を歩み始め、現在55(平成28年現在)に成りやっと鼻水が垂れなくなったくらいで、大工としては、まだまだこれからです。

今の私の容姿や作品(建物)こそが経歴そのものだと思います。
常に原点を忘れず、こだわりを持ち研究し歩みつ続きたいです。
決して世の中に囚われることなく、何時までも職人らしい建物を築いていきたい。

最後に私から、日本は職人文化の国です。
今、職人の後継者が少なく、既に職種のなかには、ほとんど無く終わろうとしています。
若い方に、素晴らしい日本の文化に触れて、感じとってもらえたらと想います。

工匠住建
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